入院生活を終えて
仕事を休んで、しばらくの療養生活が始まっている。
家でのんびりと過ごしている。
今までできなかったことをこの際やってみようと思う。
・本を読む
・家の掃除をする
・子供とたくさん過ごす
・旅行へ行く
は、一言通り終えた笑
まだしばらく療養生活は残っている。
そこで、長い休暇でないとできない事に挑戦してみたいと思う。
だがしかし、それが難題なのだ!
今まで時間がなくてできなかったこと、自分が行ってみたかったこと、それは一体何なのだろう!
自分は何に興味があって、何が好きで夢中になれて、情熱を傾ける事ができるのか
そのことを深堀する期間にしてみようと思う。
ゆったりとした時間を過ごすことで、そのことに向き合えると思う。
さぁ、自分との対話の始まりだ。
大人になったら
若いころは漠然と
「大人になったら、悩みもなくて精神的に自立した人間になるのだろう」
と思っていた。
これは大きな間違い。
大人になるにつれ、複雑な悩みが生じてくるし、自分だけではない悩みでどうしようもないことも多くなる。
それでも生きていかなくちゃならない。
若いころにたくさん悩んだ結果、乗り越えてきたものが自分の財産として、歳を重ねた自分が生きやすいよう知恵を授けてくれる。
だけど、どうしても寂しい自分はいる。
若いころは漠然と「生きていくのがつらい。死にたい」と短絡的に直結させていたが、大人になるとなぜ?と深堀出来るよう、自分に向き合ってあげる事が出来るようになっているように思う。
生きていると楽しいこともこの先きっとあると思うし、幸せなこともあると思う。このことはわかっているのだ。
仕事を始めたばかりのころに、同期で入職した可愛い同僚のことをよく思い出す。
よく恋愛のことを相談されていた。
その子が自殺したのは職場が離れてしまい、疎遠になっていたころ。
私が結婚するときに招待したいとほかの友達に相談したときだ。
「○○は、来れないと思う」と言われた。その時、彼女が少し前に自殺したことを知った。
彼氏とケンカした後だったとのことだ。
彼女は遠方に居る両親をとても悲しませただろうと思った。一人娘だった。
身近だった人間が自殺するのは初めてだった。ショックだった。
だけど、どうも現実味がなくて、まだどこかにいるんじゃないかという錯覚も抜けなかった。自分の事ではないとき、人は「まだ若いのに、なんで。これから先、きっと楽しいこともあったはず」という気持ちになる。
でも、当人はそれを乗り越える力がもうないのかもしれない。
人生に疲れた時、彼女のことを思い出す。
彼女の気持ちも、私の気持ちも、両方。
やっぱり生きていてほしかった。
どこかで生きていて笑っていて、時々同期で集まって近況報告して。
私が離婚したことも話したかった。彼女ならきっと親身になって聞いてくれただろう。
なんにも力になってあげられなくてごめんね。
若いままの姿で思い出の中で笑う、かつての友人に向け申し訳なく思う。
若くして命を絶った彼女。
天国で見てるかもしれない、彼女に笑われないよう
生きていかなくちゃ。
年下の彼氏の話
「あなたみたいに歳をとりたい」
彼はそう言ってくれた。13歳年下の男の子。
彼は笑った時、目元にシワが寄る。優しい目をしてる。
優しくて、プライドが高くて、寂しがり屋で、笑顔が可愛くて、
少しの時間でも会いに来てくれる。
普通のカップルみたいに出来なくても「僕がそうしたいから」って沢山我慢してくれてると思う。
たぶん、彼は私が乗り越えた山の先にいた神様からのギフトだったんじゃないかと思うのだ。
私が欲しくて欲しくてたまらなかったものだ。
愛情のあるパートナーシップを築ける相手。寂しい時、抱きしめてくれる相手。
愛しい気持ちになる相手。自然と笑顔になる相手。
この先どうなるかわからないけど、感謝しかない。出会ってくれてありがとう。
夫婦が終わる時
離婚して1年経つ。
今日、結婚しているときによくとおっていた道を通ったことで、当時を思い出していた。
当時、旦那の一回目の不倫が発覚したあとは、再構築を行った。その時の精神的ダメージは今でも思い出したくないほど。毎晩、まったく眠れなかった。薬が効いている間だけ、少しだけ眠れた。
突然来た事情をしらない友達が私の顔をみてギョッとして慌てていたのを覚えている。「大丈夫だよ」作り笑顔もかなり引きつっていたと思う。
1回目の不倫を乗り越えて、夫婦はきっと強くなると思った。そうしようと思っていたし、そうなるはずだった。
2回目の不倫が始まったのは、一回目の不倫からわずか一年半後だった。
きっかけは職場を変えたことだったと思う。
新しい職場に素敵な人がいたのかな?
2回目の不倫が始まって、旦那さんは毎日香水のにおいをぷんぷんさせて帰ってきた。
許せなかった。何度か、いい加減にしてよ!と大きな声を出して罵ったこともあった。
「もう不倫はしないで」と泣いたこともあった。子供たちのことを考えて、と子供の前で言ったこともあった。
全然だめだった。
元旦那さんは、自分の行動を変えなかった。
私はもうすべてを飲み込んで、生きていこうと思った。自分を完全に押し殺して生きていく事にしたのだ。
夫を好きなようにさせ、家では居心地の良い場所を提供しようと思った。
そうしたらきっといつか帰ってきてくれるだろうと思ったのだ。
でもだめだった。「離婚したい」と言われた。
夫の求めるものはなんだったのだろう?
わたしは、家族四人で暮らしたかった。
子供二人を両親で育てたかった。
夫婦が終わる時は、片方がもう別れたいと思ったら終わりなのだ。
そう思わせないように、片方が頑張っても報われない時はある。
子供たちがパパとママを大好きでも、夫婦の都合で家族が離れ離れになる時がある。
どうしようもなかった。
でも今となっては、その時出来る最大限努力したから、後悔はないなと思う。
夫を振り向かせようと頑張ったし、昇華できない気持ちと毎日向き合って、5年費やした。
そのくらい悩みまくった毎日だった!
もっと早く決断できたんじゃないかと思う人もいると思うけど、私の中で折り合いがつくためにはこの期間が必要だったんだと思う。
夫婦が終わる時、どちらか一方にほかに好きな人ができたとき。
本当は一回目で終わりだったはずなんだけどね。でも息子の事を考えたときに到底終わらせられなかった。
家族ノカタチにこだわったわたしのためにこの期間が必要だったね。
トップガンの今と昔を見て
見ました!最新作みてからの、アマプラでトップガン34年前の映画!
いや~~トム・クルーズのカッコよさよ!若くてフレッシュでエネルギーに満ち満ちている。肉体もフェイスももう超絶良い!たまらーんって感じ。
視線の持って行き方とか、ヒロインとのべろちゅーも色気がスゴイ。
よだれでる。
この作品で一躍スターダムに駆け上がったっていうのも納得のトムの魅力満載の映画だった。
思ったのが、34年前の出演者たちの現在の姿ですよ。
調べてしまうよね~気になるよね~
トム以外の出演者は(ほぼ)全員、おじいちゃん・おばあちゃんになっていた。。
ヒロインの美しい女性、ケリー・マクギリスの現在なんて、本当に白髪のおばあちゃんなの。
実際本人も「私は歳をとって、太って、年齢相応の見た目になっているから、映画の画面には相応しくないとおもう」とコメントしている。
いや、そうだよね。他のひとは普通に年を重ねているのよね。
トムが若すぎるのよ!
トムの尋常じゃない若さに対して驚きを隠せない。
見た目も、肉体的にも若い!
エイジレスにこんなふうに年を重ねたいな~~と思った私でした。
これからのこと
今アラフォー、シングルマザーの私。
今後の人生設計はどうなるのだろう?
貯金もほとんどないし、フルタイムで働いてはいるけれど収入もそんなにあるわけじゃない。
それに家のローン、子供一人の習い事、食費、ガソリン代、税金諸々お金がかかる。今後学費を考えたときにしっかり貯金もしなくちゃいけないし。
元旦那から慰謝料と養育費をもらっていたけれど、仕事辞めて払えなくなったって現在は半額しかもらえてないから、今後どうなるかあてにならない。
離婚したての時は、元旦那にずっと大事にしてもらってなくてないがしろにされていたから、信頼しあえるパートナーに出会って再婚して子供が欲しいって思ってた。
今もその希望がないわけじゃないけれど、娘が一人私一人で暮らしていてとても楽で、少し寂しいときもあるんだけど、高望みしすぎちゃ罰が当たるんじゃないかなと思う時がある。
いろんなニュースをみてて、ろくでもない男も多いから、一回目の旦那と結婚した時にろくでもないって見抜けなかった私に、次にくるパートナーが本当に娘も私も大事にしてくれるのかわからないじゃない?
不確実なこと=パートナー
のことを将来設計にするのはリスクかな?なんて最近思うのだ。
けど、夢を見てしまう。
今付き合ってるのは13歳年下の職場の彼。
すごく素敵な人で、私の事をとても大事にしてくれる。可愛くて大好きな彼だ。
彼にプロポーズされたら嬉しいだろうなと思う自分もいる。
現実問題、たくさん色々難しいこともある。それを乗り越えるパワーがあったらいいなって思うのだ。
今は将来困らないようにしっかり貯金して、自分一人でも生きていけるように、娘に迷惑をかけないようにしないとね。
いつか王子様がって
何歳になっても女は思うのかも
けど現実の酸いも甘いも経験してきた女だからこそ、冷静になれる強みもある。
正直、お金の問題だけだったら、毎日働けさえすれば困らないと思う。
特に裕福な生活はできないけどね。
ただ、一回目に味わえなかった、本当に好きな人と暮らしてみるってどんな毎日なんだろうって思う。
イチローが言ってた「結婚はギャンブルだ」って。
またギャンブルをするのか?
堅実に生きるのか?
自分の心に従って生きていこう!
まだ答えはでてないけど、答えがでたら動こう!
寂しくなったとき
時折、とてもさみしくなる時がある。
7歳で親権を手放した長男のことを想う。毎日想う。すぐに、いつも、想ってしまう。
こんなに頻繁に思い出さなくても死んではいないし、きっとそれなりに楽しく過ごしていると思う。
別れた元旦那さんが
「安心して、Mのことは俺がちゃんと責任もって育てるから」
と言ってくれたし。
実際、子育てに関しては信頼できる男だと思うから、Mを託したのも分かってる。
自分一人で二人の子を育てられない事も分かって手放したのだ。
当初の予定と違ったことが多かった。平日は毎日Mはこちらで過ごす予定だった。
週末だけ、パパのところで過ごす予定だった。
だがしかし、離婚しお互いの生活が始まると、元旦那さんがMを連れてくるのはリズムが狂うからといって週末だけ、隔週の週末だけ、、、と頻度がどんどん遠くなってきた。
連絡もあまりつかなくなったし、「別れたんだから、子供が頻繁に行き来するのはおかしいよ」と言い出し、月に一回になってしまった。元々、元旦那の女性問題で離婚したので、相手の女性がよく思わなかったのかもしれない。
そしてついに勝手に仕事を辞めてしまい、遠くに引っ越してしまったのだ。
会えない日々がはじまる。
連絡しても「日にち調整します」と返ってきたきり音沙汰無し。
会いたい、会いたい、会いたい、。元気に過ごしているのだろうか、、
きっと元気に過ごしているはずだけれど、いつもいつも思い出してしまう。
寂しい。抱きしめたい。一緒に寝たい。
顔をくっつけたい。可愛い寝顔を見たい。
ソファで横に座って延々あんぱんまんを見たい。
会いたい。
寂しくなった時、どうしたらいいのかわからない。涙がでるまで思い出してしまう。
人には言えない。長女には言えない。
ママが寂しくなってるって聞いても長女は困るだけだろう。
人に話すと、泣いてしまう。そんなこと言われてもみんな困ってしまうだろう。
だから寂しい気持ちをここに綴った。わたしの寂しき気もち、吐き出して、昇華してください。どうにもならないことを、どうにもできないことを、きっと一生想うのだろう。
自分の気持ちに困ってしまう。自分の気持ちに手を焼いてしまう。
それでも定期的に
ふっと、寂しくなる。
あぁ、、こんな毎日。
その人の寂しさはその人でしか埋められないのか。結局そうなんだろう。
写真を眺めて、笑顔になって、思い出して、
この広い家で長女と二人きり。
離婚して一年。まだ一年。
あぁ、人生はまだまだ続く。長い旅路は続いているのだ。
私の人生にいた、あの強烈な小さな男の子はもう私のもとにはいない。
あの美しい顔をした男の子はもう遠くに行ってしまった。
家を出ていくとき、笑って出ていった私の愛しい男の子。
あの存在感の塊のような男の子。
「ママをよしよしして」とねだると、頭をなでてくれた男の子。
なぜ手放してしまったのだろう。あのキラキラした男の子を。
それが最善の策だったと、理性では思うけれど。
私の感情はついていけないまま。時間だけが過ぎていく。
もうわたしのことは忘れてしまうかもしれない。
だけど、いつも幸せを願う。泣いていませんように。
嫌な思いをしていませんように。
寂しくなった時、そんな風に思う。